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2026年7月1日水曜日

 胡蝶の夢という話があって、自身が夢を見ているのか、それとも蝶が自分自身の夢を見ているのか。「荘子」に登場する「渾沌(こんとん)」を、湯川秀樹先生はまだ素粒子に分化する前の、エネルギーや物質の根源的な状態(真空や場の状態)と捉えられました。複雑な現象の奥にある、未分化で秩序と無秩序が入り混じった状態を想像することが、新しい物理学の理論構築につながっていることに、深く感動を覚えました。

「物化(万物が絶えず変化していくこと)」の思想は、素粒子を固定された硬い実体ではなく、絶えず変化し合う動的なプロセスとして捉えていたわけです。

この曰く言い難い原初の状態自体を受け入れる様がとても心地よいです


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