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2016年6月23日木曜日

それでも生きていく

人間は、どん詰まりになったときに、そのこと自体を受け容れられるかどうかが全てと感じています。困難なことやいかんともし難いことが生じたときに、受け止めず、逸らしたり、否したりすると、また同じことを繰り返します。特に大事な局面で、同じ決断を下すことが多いです。要は、それでも生きていくと決められるかどうかです。それでも生きていくと決め、それでも地べたで生きていけるかが人間の真価です。その時、その一言こそが大切であると感じています。

2016年6月18日土曜日

対岸をも引き寄せ、ことに当たる

対岸をも引き寄せ、ことに当たる。意見の違いや、価値観の違い、感情のぶつかり合い。そんな対岸を目の当たりにしたとき、突き放したくなることがあるはずです。しかし、その対岸をも引き寄せ、ことに当たるとすれば、結果は大きく変わるのではないでしょうか?強い意志と、受け止める力と、巻き込む流れと。大切なのは、目指すべき結果に対して為す、無私なる形式ではないか。

対治と同治

泣いているひとを前にして、慰めたり、助言をすることを対治といいます。あくまで向き合って、関わること。これに対して、泣いているひとの横に立ち、ともに感じともに泣くことを同治といいます。ひとを受け止めるとき、この同治の関わりを大切にしています。アドバイスしたり、言葉をかけたりすることは一見正しいように見えます。しかし、その関わりは、本当に自分事として捉えることになるのでしようか?本当に相手を受け止め、ともに感じ、ともに歩くためには、同じ側に立つことこそ要諦なのではないかと感じています。

2016年6月4日土曜日

経営理念の捉え方とは?


経営理念を再定義すれば、理念には三つの側面があると考えられます。


それが企業の存在価値 科学性、社会的責任 社会性、それを実現するための社員とともに取り組む基本姿勢 人間性です。

科学性は、何のために経営しているのか?固有の役割は何か?を深めると見えてきます。

例えば、業界における自社存在意義は?他企業にはない、自社の強みは?何をもって、自社の独自性を出すのか?

社会性は、科学性を前提として何を実現するか?です。科学性を追求すると、どんな結果がもたらされるか?

その社会に対する自社の果たす責任は何か?結果として、地域をどうして行くべきなのか?

人間性は、その科学性を前提として社会性をもたらす事業を誰と取り組むのか?です。

経営者の示す科学性と社会性に共感し、ともに歩む社員、顧客、仕入先からいかに協力を得るのか?