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2016年1月24日日曜日

木こりと木の精

ハタチのとき師事していた鈴木先生にこんなお話をされました。
木の周りに木を守っている木の精がいます。
それに対して、木こりは、木を切って、材木にしようとしております。
木こりがどんなに頑張って木を切ろうとしても、木の周りをぐるぐる周る木の精のせいで
全く木を切れません。なぜなら、木の精は、木こりの動きに合わせて縦横無尽に対応できるからです。そのうち、木こりは疲れて諦め、帰ってしまいました。
すると、木の精は、木の周りをぐるぐる周って頭をぶつけて死んでしまったというのです。
鈴木先生は、その木の精が、まさに今のお前さんだよ、とおっしゃいました。
そして、すべての悩みは相対の中にいるから生じるのだ。
絶対の中に入れ。
そうすれば、全ての悩みは解決する、と。

1 件のコメント:

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