Translate

2016年1月26日火曜日

試しの時間

人生のどん底の中にいた自分は、ここが本当に底であると感じていました。
黒いコールタールにまみれたごとくの重い空間。
しかし、その時自分が与えられていたのは、右か左かを決断することでした。
私は、その時間を「試しの時間」と呼びます。要は、決めるのです。右か左かを。
正しい選択であると、階段を一段上がります。そうでないと、また黒いコールタールへ。
受け止め、そして決断する。その連続。ひとつひとつの決断の積み重ねこそが、階段の先の扉を開けることになります。決める、右か左かを。

0 件のコメント:

コメントを投稿