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2016年1月29日金曜日

何のために

ドン底の35の頃、どんな状況でも前を向いて歩いていけると感じていました。人間は、何度でもやり直すことができると。ただひたすら、反復を繰り返し、深く息を吸って、自分以外の誰かのために生き直すことを考えていました。36の時、東京で13年間最後の司法試験の準備をしていた自分は、2011年3月11日13時36分に仙台駅に新幹線で一時帰郷しました。その一時間後の14時46分、東日本大震災。5月10回目の司法試験をもって断念。震災ボランティアに参加し、陸前高田の泥かきでどんどん綺麗になっていく道路、側溝をみて自分のことだけを考えこだわってきた13年間よりも、この数日の方がよほど意味があると思え、、、地元仙台に戻る決意を固めました。

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