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2016年1月29日金曜日

裸足でアザミを踏みつける

40になります私ですが、20代30代と自分が定まらない不安と葛藤を繰り返してそれでも、裸足でアザミを踏みつける毎日を過ごして参りました。ふと、22の時の文章を読み返したら、プラスの自分もマイナスの自分もすべて肯定している自分を見つけました。それは、新鮮な驚きです。あのときは、自分の思索の枠の中だったけれど、実体験を重ねた今は、別の感じ方をしています。
 「では、混迷の我々にとって、我々を位置付けてくれる裏打ちとなるもの、そして、その背景にある思想は何なのでしょうか?それは、歴史=時間軸なのではないでしょうか。連綿と受け継がれてきた世代の積み重ね、こうなるべくして、次々と生みつがれてきた先祖たち。そういった者たちと我々は、分断しては捉えられない。決して、平面思考では位置付けが明らかになれない我々も、時間軸を与えれば、自ずと静かに場所が決まるのです。これを、俺たちは、忘れているのではないか?1998.2」

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