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2016年2月14日日曜日

木を決める

動かない木を決める。30歳の頃、日曜日の夕方は走るようにしていました。現状に行き詰まり、如何ともしがたい毎日の中で、武蔵境から小平まで走っていました。考えない訓練というか、鼓動の中に入るというか。走り、歩き、整え、カレーを作り、寝る。結局現状は打開できず、むしろ悪化し何も残らなかったけれど、40歳の今、その時の感覚が自分を決めてくれていると感じます。小平駅の近くに林があって、古木があったんです。木は、動かない。動かない木を自分で感じると、また、自分に戻ることができた。絶対の自分の確立。

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