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2016年6月18日土曜日

対治と同治

泣いているひとを前にして、慰めたり、助言をすることを対治といいます。あくまで向き合って、関わること。これに対して、泣いているひとの横に立ち、ともに感じともに泣くことを同治といいます。ひとを受け止めるとき、この同治の関わりを大切にしています。アドバイスしたり、言葉をかけたりすることは一見正しいように見えます。しかし、その関わりは、本当に自分事として捉えることになるのでしようか?本当に相手を受け止め、ともに感じ、ともに歩くためには、同じ側に立つことこそ要諦なのではないかと感じています。

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