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2016年1月31日日曜日
諦めるということ
諦めるというのは、諦めることなんてできやしないということ、を諦めること(哲学者池田晶子)。心の奥から湧き上がってくる渇望というものは、抑えることなんてできない。しかし、現実には、もうどうしようもないということはままある。その時、いかに前に進むか。私は、全面撤退し、一番確実な一点だけに注力しました。一点突破。諦めてなんていないが、今までのやり方・方法は捨て、別の座標軸を持つ。この座標軸だと決める、それだけです。
2016年1月30日土曜日
共通性と独自性
地元仙台に戻って、まずはじめにしたことは、いろいろな業種の先輩方の体験談をとにかく聴くことでした。と言いますのは、創業、後継問わず、うまくいくためには必ずやっていることがあると思ったからです。初めの半年で、30人の先輩方に、仕事を始めてからやってきたことをお伺いし、手帳にメモを取ります。そうしていくと、共通して必ず実践されていることがあると気付きました。その項目を、ひとつひとつ丁寧に実行していきました。その共通する基礎の上に、自分なりの自社に合わせた特長を積み重ねることで、現在の自分の形を確立していきます。このことは、すべての業種、立場の方に共通していると感じております。
2016年1月29日金曜日
何のために
ドン底の35の頃、どんな状況でも前を向いて歩いていけると感じていました。人間は、何度でもやり直すことができると。ただひたすら、反復を繰り返し、深く息を吸って、自分以外の誰かのために生き直すことを考えていました。36の時、東京で13年間最後の司法試験の準備をしていた自分は、2011年3月11日13時36分に仙台駅に新幹線で一時帰郷しました。その一時間後の14時46分、東日本大震災。5月10回目の司法試験をもって断念。震災ボランティアに参加し、陸前高田の泥かきでどんどん綺麗になっていく道路、側溝をみて自分のことだけを考えこだわってきた13年間よりも、この数日の方がよほど意味があると思え、、、地元仙台に戻る決意を固めました。
不合理ゆえに吾信ず
ちょうど30の頃、なかなか思うにまかせない現実に絶望してばかりの毎日。
その時、自分が、そのまま自分として生きていこうと決意した言葉です。
不合理ゆえに吾れ信ず
現実はいろんなことが起こるし、努力とか意志とか関係ないところで決まることがままある、でも、だからこそ無条件で信ずることが必要なのではないか。踏み出す一歩の、その前の気持ちです。
その時、自分が、そのまま自分として生きていこうと決意した言葉です。
不合理ゆえに吾れ信ず
現実はいろんなことが起こるし、努力とか意志とか関係ないところで決まることがままある、でも、だからこそ無条件で信ずることが必要なのではないか。踏み出す一歩の、その前の気持ちです。
裸足でアザミを踏みつける
40になります私ですが、20代30代と自分が定まらない不安と葛藤を繰り返してそれでも、裸足でアザミを踏みつける毎日を過ごして参りました。ふと、22の時の文章を読み返したら、プラスの自分もマイナスの自分もすべて肯定している自分を見つけました。それは、新鮮な驚きです。あのときは、自分の思索の枠の中だったけれど、実体験を重ねた今は、別の感じ方をしています。
「では、混迷の我々にとって、我々を位置付けてくれる裏打ちとなるもの、そして、その背景にある思想は何なのでしょうか?それは、歴史=時間軸なのではないでしょうか。連綿と受け継がれてきた世代の積み重ね、こうなるべくして、次々と生みつがれてきた先祖たち。そういった者たちと我々は、分断しては捉えられない。決して、平面思考では位置付けが明らかになれない我々も、時間軸を与えれば、自ずと静かに場所が決まるのです。これを、俺たちは、忘れているのではないか?1998.2」
「では、混迷の我々にとって、我々を位置付けてくれる裏打ちとなるもの、そして、その背景にある思想は何なのでしょうか?それは、歴史=時間軸なのではないでしょうか。連綿と受け継がれてきた世代の積み重ね、こうなるべくして、次々と生みつがれてきた先祖たち。そういった者たちと我々は、分断しては捉えられない。決して、平面思考では位置付けが明らかになれない我々も、時間軸を与えれば、自ずと静かに場所が決まるのです。これを、俺たちは、忘れているのではないか?1998.2」
2016年1月28日木曜日
自分の頭で考え自分の責任を果たす
考え方を学ぶことは大切です。しかし、その上で自分の頭で考えることが最も大切です。与えられたプログラムではない、自分の頭で考え自分の責任を果たす。自分の分際を見極め全体の最適化をする。現場の情報を整理し、その場で自分たちで考え、最善の決断を積み重ねることが事業を伸ばす肝だと感じています。
2016年1月27日水曜日
背中に積み重なっているもの
右か左か
決断をする背中に積み重なるものがあります。
もしくは、もともと積み重なっているものの上に、決断がある。
思念の背後には、これまでの人生で経験してきたことや迷い、邪心、過ちの諸々が黒い影として折り重なる。腹決めする確たる存在こそが、絶対となる。
ここに、自在となるわけです。
決断をする背中に積み重なるものがあります。
もしくは、もともと積み重なっているものの上に、決断がある。
思念の背後には、これまでの人生で経験してきたことや迷い、邪心、過ちの諸々が黒い影として折り重なる。腹決めする確たる存在こそが、絶対となる。
ここに、自在となるわけです。
2016年1月26日火曜日
試しの時間
人生のどん底の中にいた自分は、ここが本当に底であると感じていました。
黒いコールタールにまみれたごとくの重い空間。
しかし、その時自分が与えられていたのは、右か左かを決断することでした。
私は、その時間を「試しの時間」と呼びます。要は、決めるのです。右か左かを。
正しい選択であると、階段を一段上がります。そうでないと、また黒いコールタールへ。
受け止め、そして決断する。その連続。ひとつひとつの決断の積み重ねこそが、階段の先の扉を開けることになります。決める、右か左かを。
黒いコールタールにまみれたごとくの重い空間。
しかし、その時自分が与えられていたのは、右か左かを決断することでした。
私は、その時間を「試しの時間」と呼びます。要は、決めるのです。右か左かを。
正しい選択であると、階段を一段上がります。そうでないと、また黒いコールタールへ。
受け止め、そして決断する。その連続。ひとつひとつの決断の積み重ねこそが、階段の先の扉を開けることになります。決める、右か左かを。
2016年1月25日月曜日
自在について
自在とは、自ずからここに在る、と書きます。自分が、いまここに存在することは絶対といえます。これに対して、通常は自分には自信が無いと感じがちです。なぜなら、自信とは、自分を信じると書くけれども他人の評価を伴う相対的な概念であるからです。だからこそ、自在と、ただ感じる。その絶対的な感覚で、思索し、決断する。このことをただ反復し、私はドン底の状態から這い上がってきました。
2016年1月24日日曜日
木こりと木の精
ハタチのとき師事していた鈴木先生にこんなお話をされました。
木の周りに木を守っている木の精がいます。
それに対して、木こりは、木を切って、材木にしようとしております。
木こりがどんなに頑張って木を切ろうとしても、木の周りをぐるぐる周る木の精のせいで
全く木を切れません。なぜなら、木の精は、木こりの動きに合わせて縦横無尽に対応できるからです。そのうち、木こりは疲れて諦め、帰ってしまいました。
すると、木の精は、木の周りをぐるぐる周って頭をぶつけて死んでしまったというのです。
鈴木先生は、その木の精が、まさに今のお前さんだよ、とおっしゃいました。
そして、すべての悩みは相対の中にいるから生じるのだ。
絶対の中に入れ。
そうすれば、全ての悩みは解決する、と。
木の周りに木を守っている木の精がいます。
それに対して、木こりは、木を切って、材木にしようとしております。
木こりがどんなに頑張って木を切ろうとしても、木の周りをぐるぐる周る木の精のせいで
全く木を切れません。なぜなら、木の精は、木こりの動きに合わせて縦横無尽に対応できるからです。そのうち、木こりは疲れて諦め、帰ってしまいました。
すると、木の精は、木の周りをぐるぐる周って頭をぶつけて死んでしまったというのです。
鈴木先生は、その木の精が、まさに今のお前さんだよ、とおっしゃいました。
そして、すべての悩みは相対の中にいるから生じるのだ。
絶対の中に入れ。
そうすれば、全ての悩みは解決する、と。
その場で考え、その場で構築する意味
大切にしていることは、その場で考え、その場で構築することです。事前準備をしたうえで、一旦横に置いておく。知識と思い込みを捨て、そのまま受け取りその場で、そもそもの趣旨をたどります。そして、何に取り組むことが最も効果的かをその場で構築することが、新しい価値を生むために最も大切なことと感じています。http://sendai-seinenkouken.com
2016年1月23日土曜日
インテグリテイということ
インテグリテイということ
人間が持つ最も大切な資質は、インテグリテイと言われています。
直訳すれば、真摯さ、です。
物事に対して、人に対して本質に迫り、かつ、誠実に向き合い、寄り添い、執り得る責任をとることでしょうか?
一点のくぐもりのない湖水に照らして、眼を見開き得る精神性、真摯さ。
そういうインテグリテイを大切に、仕事をしていきたいです。
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