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2019年5月19日日曜日

どうゆうみやぎ令和元年6月号表紙掲載記事

宮城県中小企業家同友会どうゆうみやぎ6月号表紙記事
同友会との出会い
坪内 創業1カ月で会員さんから誘いを受け、同友会を知る会、太白支部忘年会に参加したことがきっかけです。経営指針を創る会について、代表理事の「みんな自社の第二創業をする覚悟で受講するのだから、創業時から経営指針があるとその後が全然違うよ」という言葉からその場で受講を決断しました。司法試験を13年間失敗し、絶望にあえぎながら社会経験の乏しい37歳での起業をした者が、創る会の場で、社会の中での真の立ち位置や本当の意味でお客様に求められていること、地域社会にお返しできること、自社の本業とは何かを問われたことで、現在の自分の根本の軸ができたと感じています
同友会での印象的なできごと
坪内 所属している支部活動のことを真剣に取り組めば取り組むほど、なぜか上手くいかず行き詰まっていた時期に、北海道・東北ブロック支部長地区会長交流会で北海道下川町長の町全体を町全体を経営していくグランドデザイン(中長期計画)の報告に衝撃を受けたのが転機です。もっと視野を広げ、視点を高く持ち、長期的な観点で物事に取り組むため、東北全体の同友会青年部の連携を模索し、東北青年経営者フォーラム開催、全国定時総会での東北青年部連携の分科会設営を通し、各県の同じ志をもつ同友会の次世代を担う若手と取り組む意味を深く考えるようになりました。これまで積み重ねてこられた同友会の先輩方に学びながら、今後は違う角度から宮城同友会に恩返しをしたいと思っています。
今後の展望
坪内 北海道下川町長の町全体を経営していくグランドデザイン(中長期計画)の報告の視点は、自社経営の10年ビジョンにも活かされています。自社の役割は、経営者の経営判断を支えることです。経営者とともにその会社の現在抱えていること、これまでの積み重ね、これから進むべき方向性について、ともに取り組んでいく経営判断は、自分たちが存在している地域基盤そのものとなっていると感じています。大事なことは、本当の意味で有用な経営判断には確実に共通性があり、その共通性はもはや知恵といえるものではないかということです。その経営にまつわる知恵を地域のみんなで共有していくことに尽力したいです。

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